関西国際空港を拠点に地域航空路線の開設を目指すスタートアップ事業者の「ジェイキャスエアウェイズ(JCAS)」(本社:大阪市)は、国土交通省大阪航空局へ航空運送事業許可(AOC)の申請を2026年10月30日付で行い、申請が受理されたと11月2日に発表しました。
同社は関西国際空港と富山空港および米子空港を結ぶ2路線について、2028年3月の就航を目指します。運航計画では両路線ともに1日1往復・週5日の運航を予定しており、機材にはフランス・イタリアの合弁メーカーATR社製のターボプロップ(プロペラ)機「ATR72-600型機」(72席仕様)1機を使用します。関空―米子間の所要時間は約40分、運賃は需要変動制で平均13,000円(税込)程度を見込んでいます。
機材調達に関しては、シンガポールの航空機リース会社「Avation PLC」と機材選定および導入条件について基本合意を締結。2027年8月に機体を受領したのち、乗務員の訓練飛行や運航実証を開始する計画です。
同社は機体の生産遅延等を理由に当初の就航予定時期(2026年春・秋、2027年)から3度目の延期調整を行ってきましたが、事業許可の正式申請により開設に向けたプロセスが大きく前進しました。国の許可や運航・整備規定の認可、実地検査等を経て、関空発着の新たな地域連携路線の誕生が期待されています。
【事業・申請概要】
事業者名 ジェイキャスエアウェイズ株式会社(JCAS Airways)
申請内容 国土交通省大阪航空局への航空運送事業許可(AOC)申請(※2026年10月30日付申請・11月2日発表)
就航目標時期 2028年3月
対象路線・運航計画
- 関西国際空港 ⇔ 米子空港(鳥取県):1日1往復/週5日運航(所要時間約40分)
- 関西国際空港 ⇔ 富山空港(富山県):1日1往復/週5日運航
使用機材・仕様
- 機種:ATR72-600型機(ターボプロップ機)1機
- 座席数:72席
- 機材調達先:Avation PLC(シンガポール・2027年8月受領予定)
想定運賃 変動制(※関空―米子線平均13,000円程度を想定)
米子-関西定期便運航へ許可申請受理ジェイキャスエアウェイズ | NHKニュース
鳥取:72人乗り小型機で米子と関空結ぶ、28年3月就航目標...大阪のスタートアップ企業に航空事業許可:地域ニュース : 読売新聞








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