泉州地域の国際的な玄関口である関西国際空港(大阪府泉佐野市・泉南市・田尻町)にて、2021年5月から進められてきた第1ターミナル(T1)の大規模改修工事がすべて完了しました。
運営会社の関西エアポートは2026年5月29日、報道関係者向けの内覧会を開催。リニューアルの最終段階として、6月2日(火)に国際線出国エリアに新設される商業施設を公開しました。
開港以来初の大リニューアル、国際線エリアを大幅拡張
今回の改修は、近年のインバウンド(訪日外国人客)の急増に伴う国際線需要の拡大に対応するために行われたものです。総投資額は約700億円にのぼり、1994年の開港以来初の大規模な模様替えとなりました。
ターミナル中央部の国際線出発エリアは、従来の約1.6倍となる約1万6,000平方メートルに拡張。国際線旅客が使用する搭乗橋も34から40へと増強され、受け入れ態勢が大幅に強化されています。
「USJ公式ショップ」やこだわりの和食など、注目24店舗の見どころ
新たにオープンする商業エリアは、3階に移移転した入国審査場の跡地に整備されました。天井には和傘をモチーフにしたオブジェがつるされるなど、日本らしさを演出した空間となっています。
出店する24店舗(うち飲食店8店舗)の主な特徴は以下の通りです。
- エンタメ・ブランド: 大阪の人気テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の公式ショップが出店するほか、「ロエベ」「バーバリー」といった高級ブランド店や免税店が充実。
- こだわりの飲食店: 「最後まで日本の食文化の体験を」をコンセプトに、釜飯が味わえる和食レストランや、神戸ビーフを使用したサンドイッチ店など、「和」を意識した店舗が並びます。
- 日常利便施設: カフェ「タリーズコーヒー」やドラッグストア「マツモトキヨシ」などの定番チェーン店もそろえ、幅広い旅客のニーズに対応します。
早めの出国手続きを促し、利便性向上へ
関西エアポートの担当者は、出国エリアでの食体験や買い物の選択肢を増やすことで、旅客に早めの出国手続きを促し、搭乗遅れを防ぐ狙いもあると説明しています。
2025年の大阪・関西万博に向けた主要機能の拡張に続き、今回の商業エリア開業をもって5年におよぶ全工程が完了した関西国際空港。万博後も泉州地域、そして日本全体の経済を支える拠点として、さらなる活性化が期待されます。
関空国際線エリア、免税店も充実 第1ターミナル大規模改修完了 | NEWSjp








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