2026年4月29日、ゴールデンウィーク(GW)が初日を迎え、関西国際空港は海外で休暇を過ごす旅行客で賑わいを見せています。今年のGWは、平日に休みを組み合わせることで最大12連休が可能ということもあり、朝から国際線出発ロビーには長い列ができました。
海外への出発ピーク、人気は近場のアジア圏
空港を訪れた旅行者からは、「バリ島で海やプールを楽しみたい」「円安の影響で旅費は高く感じるが、せっかくの連休なので韓国を満喫したい」といった声が聞かれ、物価高や円安を意識しつつも、リフレッシュを優先する姿が目立ちました。
渡航者数は前年比2割減、複合的な要因が影響か
活況を呈する一方で、関西エアポートの予測によれば、期間中に関空から海外へ出発する人は1日平均3万2,250人と、前年比で約2割減少する見通しです。
利用者数が伸び悩んでいる背景には、以下の要因が複合的に絡んでいると考えられます。
- 長引く円安: 旅費や現地での滞在費が高騰し、海外旅行を控える層が増加。
- 国際情勢の影響: イラン情勢の悪化に伴う中東便の減少。
- 中国政府による動向: 日本への渡航自粛要請の影響による中国便の減少。
国内旅行や近距離路線へのシフトも
遠距離路線や一部の国への渡航が減少する一方で、比較的予算を抑えられる国内旅行や、飛行時間の短い近隣アジア諸国への人気は根強く、旅行形態の二極化が進んでいる様子が伺えます。
GW後半にかけても混雑は続く見込みですが、国際情勢や経済環境が色濃く反映された連休の幕開けとなりました。







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