大阪・関西万博のデモフライトで活用された「大阪港バーティポート」が、商用化に向けた国内最前線の拠点として機能強化されます。
主要各社の商用運航ロードマップ
会議に参加した各事業者は、それぞれの目標時期と戦略を明らかにしました。
| 事業者名 | 商用運航目標 | 主な計画・戦略 |
| Soracle | 2027年度下期〜 | 初期は遊覧運航。26年度末に実証フライト。中期的には関空、神戸空港、京都、奈良、高野山、瀬戸内などを結ぶ観光モデル構築。 |
| SkyDrive | 2028年〜 | 周遊・短距離移動での運用開始。現在、機体認証などを推進中。ビル屋上等の緊急離着陸場の活用も検討。 |
| 丸紅 | 2028年度〜 | 候補ルートの検証と地元調整を進める。29年度に関西エリア内2地点間運航、30年度以降にエリア拡大。 |
拠点の整備と機能強化(大阪メトロ)
大阪港バーティポート(約1万2,000平方メートル)の整備・運営を担う大阪メトロは、複数事業者による共同利用を見据え、年内にも以下の設備改修・増設に着手する考えを示しました。
- 大型機体対応: より大きな機体に対応可能な格納庫の整備。
- インフラ強化: 高圧受電システムの導入、格納庫への冷房設備設置。
吉村知事は「世界的に見ても移動革命になる」と期待を寄せており、今後は6者によるコンソーシアムの立ち上げを通じて、具体的な運航体制の構築や地元調整が加速する見通しです。
かつて万博の空を舞った機体が、次は日常の「移動手段」や「観光の足」として、大阪から関西全域へとルートを広げていくことになりそうです。








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