堺市は、泉北ニュータウンの中核拠点である泉ヶ丘駅前エリアの再編を進めており、2026年度から駅前南広場の再編整備に向けた調査を開始する方針を示している。あわせて、2025年度からは駅北エリアの交通広場再編に向けた配置計画の検討も進められている。
泉ヶ丘駅前では、2011年に「泉ヶ丘駅前地域活性化ビジョン」が策定され、その後の施設再編や近畿大学医学部の立地など、大きな環境変化を受けて2015年に同ビジョンが改訂された。今回、その取組期間の満了を受け、新たな将来像として「IZUMIGAOKA Next Design」が2025年8月に策定されている。
この新ビジョンにおいて、泉ヶ丘駅前は「シンボルコア」と位置づけられ、にぎわいと交流を生む拠点として再構築される。市は今年度から、日建設計に委託し、駅北側交通広場の再編に向けた配置計画の検討を開始。2026年度からは、南広場に関する電気設備などの各種調査や、再編整備に伴う費用対効果分析を行う予定だ。
北エリアの主な方向性
北エリアでは、既存動線に加え、シンボルコアと居住創造ノースコアをつなぐ歩行者動線を確保し、回遊性の高い駅前空間を整備。駅前広場では、一般車の送迎やバスとの乗り継ぎがしやすい安全な交通動線を確保するほか、商業機能の維持・向上や、駅直結の都市型住宅の供給、子育て支援施設の誘導などが検討されている。
南エリアの主な方向性
南エリアでは、駅改札(1階)とデッキ(2階)を円滑につなぐ立体的な歩行者動線を整備し、周辺緑道との接続性を高める。広場機能の充実やカフェなどのにぎわい創出に加え、エリアマネジメントの推進、公民連携による公共空間の活用、サテライトキャンパスやコワーキングスペースの誘致など、多様な都市機能の導入も視野に入れている。
泉ヶ丘駅前は、長年にわたり泉北ニュータウンの中心として機能してきたエリア。再編により、居住・交流・学び・働く機能が重なり合う新たな拠点へと進化できるかが注目される。






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