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【泉佐野市】山林に5年間放置される大量の廃棄物 隣地の所有者が「誤認」主張も撤去進まず、専門家は廃棄物処理法違反を指摘

大阪府泉佐野市の山林において、隣接する土地の所有者によって大量の廃棄物が約5年間にわたり放置され、土地所有者の家族の生活に影響が出ているトラブルが報じられました。行政(大阪府)の指導には法的な強制力がなく、撤去作業は事実上頓挫しています。

トラブルの概要と経過

  • 現場: 大阪府泉佐野市内の山林(高速道路の脇)
  • 発覚時期: 約5年前(航空写真の記録では6年前には何もなかったが、翌年から段階的にごみ袋が急増)
  • 放置されている物: 冷蔵庫、鉄くず、大量のごみ袋(現在は袋が劣化し、一部が土砂や植物に埋もれて散乱)

境界を巡る経緯と相手方の主張

被害を訴える古谷天真さん家族によると、廃棄物を置いたのは約5年前に隣の敷地を購入した男性です。当初この男性は「自分が買った土地だ」と主張していましたが、土地家屋調査士による境界線調査の結果、古谷さん家族の所有地であることが判明しました。

男性は誤認を認めて撤去を約束したものの、「体調が悪い」「ショベルカーが壊れた」「資金調達ができない」などを理由に挙げ、現在も大半の廃棄物が放置されたままとなっています。

被害側への影響と行政・警察の対応

  • 生活への影響: 放置された廃棄物により、古谷さんの祖母が仕事で使用していた山道が通行不能になるなどの実害が生じています。
  • 警察の対応: 古谷さん家族に対し、現場のゴミに直接触れないよう指導しています(そのため被害者側での自力撤去も行えない状態)。
  • 大阪府の対応: 廃棄物処理を所管する大阪府は男性に対して速やかな撤去を求めていますが、法的な拘束力はなく、一方的な期限設定などはできないとしています。

弁護士による法的な指摘

産業廃棄物問題に詳しい谷次郎弁護士は、本件について以下の見解を示しています。

  • 違法性について: 「自分の土地だと勘違いしたこと自体は大きな問題ではない。自身の土地か他人の土地かに関わらず、社会通念上許容されないような管理を放棄した状態にしたのであれば、廃棄物処理法違反に該当しうる」と指摘。
  • 行政の今後の対応について: 自治体(行政)による「措置命令」などのより強力な法的対応や、関与した業者の名前を公表するなどの介入を求めることは可能であると言及しています。

【独自】大阪・泉佐野市の山林で5年間放置されたままの”不法投棄” 放置しているのは隣の土地の所有者 「体調が悪い」「ショベルカーが壊れた」理由に撤去進まず

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