関西エアポートは2026年4月27日、運営する関西圏3空港の2025年度運営概況(速報値)を発表しました。関西国際空港(関空)の総旅客数は3,354万人に達し、2年連続で過去最高を更新しました。
1. 関西国際空港:国際線が過去最高の2,708万人
関空では、大阪・関西万博の開催や継続的な円安傾向により、訪日外国人客(インバウンド)が大幅に増加しました。
- 総旅客数: 3,354万人(前年度比6%増)※過去最高
- 国際線旅客数: 2,708万人(前年度比8%増)※過去最高
- 中国路線の動向: 2025年12月以降、渡航自粛要請の影響で一時的に落ち込みが見られたものの、年度全体では前年比11%増の683万人と堅調に推移しました。
2. 伊丹・神戸空港も増加基調
関空以外の2空港も、旅行需要の回復や路線の拡充により利用者が増加しています。
- 伊丹空港(大阪国際空港): 総旅客数 1,628万人(前年度比5%増)
- 神戸空港: 総旅客数 417万人(前年度比16%増) ※2025年4月に就航した国際チャーター便が寄与し、大幅な伸びを記録しました。
3. 今後の課題と展望
過去最高の賑わいを見せる一方で、先行きには不透明な要素も残っています。 関西エアポートの担当者は、中東情勢の緊迫化に伴う「燃料費の高騰」を懸念材料として挙げており、旅客数の増加基調が続くことに対して慎重な姿勢も示しています。
万博を契機に拡大したインバウンド需要を、今後いかに安定的に維持・拡大していくかが、泉州地域を含む関西経済の重要な鍵となりそうです。
記事概要
- 対象期間: 2025年度(2025年4月〜2026年3月)
- 主要データ: 関空総旅客数 3,354万人(過去最高)
- 主な要因: 大阪・関西万博、円安による訪日客増、神戸空港の国際化。
- 懸念点: 燃料費高騰などの外部要因。





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