人・文化

【関西空港】第1ターミナルが「空港美術館」に 現代アートで関西の魅力を発信

関西の空の玄関口、関西国際空港(KIX)第1ターミナルにて、通路の壁面を多様なアート作品で彩る「KIX CULTURE GATE Project」が展開され、利用客の目を楽しませています。

このプロジェクトは、神戸市出身の現代アーティスト・本橋孝祐さん(36)が企画監修を務めるもので、「空港を単なる移動拠点ではなく、アートと文化が触れ合う場にしたい」という想いからスタートしました。

「ごちゃ混ぜ」な関西らしさを表現

展示の特徴は、関西ゆかりのアーティストたちによる多様なジャンルの作品群です。絵画にとどまらず、さまざまな手法を用いた作品が並びます。これは、多様なカルチャーが混ざり合い、個性が主張し合う「にぎやかな関西の魅力」を視覚的に伝えるための演出です。

現在開催中の第3弾では、本橋さん自身の作品「無常の輪」も出品されています。トイレットペーパーに墨を塗って円を描いたこの版画作品は、日常の消耗品を通じて「この世のすべては儚く流れやすい」という無常の真理を表現しています。

「空港プラスワン」の旅へ

2024年に始まったこの取り組みでは、これまでに30点以上の作品を紹介。万博で壁画が話題となったBAKIBAKIさんの作品なども展示され、足を止めてスマートフォンで撮影する外国人旅行客の姿も多く見られます。

本橋さんは「空港で関西の魅力を知り、そこから各地のディープな関西に足を運んでもらう、そんな『空港プラスワン』の魅力を生み出したい」と語っています。

万博閉幕後も、地域のアイデンティティーを支える文化の発信地として、関空の新たな一面に注目が集まりそうです。

関西空港の壁面に多様なアート作品、企画監修は神戸市出身の現代アーティスト・本橋孝祐さん…「ごちゃ混ぜ」「にぎやか」な関西の魅力伝えたい : 読売新聞

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