2026年4月30日、岸和田漁港にて今シーズンのシラスが初水揚げされました。大阪湾の豊かな栄養を蓄えた「大阪シラス」は、全国的にも高い評価を得ており、今年も鮮度抜群の状態で港に届けられています。
2隻1組の「パッチ網漁」でスピード勝負
シラス漁は夜明けとともに始まります。2隻の船が並走して網を引く「パッチ網漁」という手法で行われ、群れを見つけると一気に引き揚げます。 水揚げされたシラスは即座に氷で締められ、鮮度を落とさないよう急いで港へ。フォークリフトが走り回り、次々と競り落とされていく様子は、まさに春の風物詩です。
鮮度管理の徹底で「生」が自慢
府漁業協同組合連合会の岡修会長は、「大阪湾はエサが豊富なため、シラスにしっかりと脂がのっている」と太鼓判を押します。 特に近年は、2014年から導入された「競り方式」への移行や、徹底した鮮度管理による品質向上が功を奏し、ブランド価値が高まっています。
若手漁師が増加し、持続可能な漁業へ
品質向上に伴い取引単価が安定したことで、漁業者の収入が改善。その結果、全国的な漁業者の高齢化とは対照的に、大阪では意欲ある若手漁師が増えているといいます。
活気あふれる岸和田漁港から出荷される春のシラス。旬の時期にしか味わえない、ぷりぷりとした食感と濃厚な旨味を持つ「生シラス」は、今がまさに食べ頃です。






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