関西国際空港で、コカインをカタログに仕込む新たな手口の密輸事件が発覚し、中国籍の女ら2人が起訴されました。
大阪税関などによると、中国籍の48歳の被告は2026年1月、コロンビアからオランダを経由して関空に到着した際、コカイン約3.9〜4キログラム(末端価格約9700万〜9800万円相当)を密輸した罪に問われています。
手口は、水に溶かしたコカインを不織布に染み込ませ、それを宝石のカタログや冊子のページ間に挟み込み、ラミネート加工することで偽装するというもの。見た目では判別しにくい“加工型”の隠匿方法とみられています。
税関職員が、南米からの入国にもかかわらず荷物が極端に少ない点を不審に思い検査したところ、カタログが陽性反応を示し発覚しました。
また別の事件では、タイ国籍の27歳の被告も、菓子袋に隠した乾燥大麻約4キログラム(末端価格約2100万円相当)を密輸した罪などで起訴されています。
いずれの事件も認否は明らかにされておらず、背後関係や組織的関与について捜査が続いています。
従来の「隠す」から「染み込ませる」へと手口が高度化しており、水際対策の重要性が改めて浮き彫りとなっています。





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