大阪府は2026年10月2日、和泉保健所管内(和泉市、泉大津市、高石市、忠岡町)において、搬送に関わった消防機関や医療機関の職員ら計6人の結核感染が確認されたため、結核の「集団感染」と認定したと発表しました。
発生の経緯と概要
- 発端:2023年10月、同管内に住む50代男性が結核と診断される。
- 調査結果:和泉保健所が実施した疫学調査および健康診断の結果、2026年10月1日までに消防職員4人および搬送先医療機関の職員2人の計6人の感染が判明。
- 経過:感染者6人のうち4人が発病。うち3人は現在も通院治療中、1人は通院治療を完了。
「集団感染」認定の基準
厚生労働省の定義では、「同一の感染源から、2家族以上にまたがり、20人以上へ感染させた場合」が集団感染と見なされます。
結核の統計・評価上、発病者1人につき6人の感染相当とカウントされる計算ルールが適用されるため、今回の発病者4人(24人相当)とその他の感染者を合わせ「26人感染」として基準を満たし、集団感染に認定されました。
結核予防に関する注意喚起
全国的には減少傾向にあるものの、大阪府内では前年(2023年)に1,172人の新規患者が診断されるなど、注意が必要な状況が続いています。
大阪府は、「2週間以上、咳やたんが続く場合は早めに医療機関を受診する」よう注意を呼びかけています。







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