平成8(1996)年7月に堺市で発生した病原性大腸菌「O157」による学校給食の集団感染から、今年で30年の節目を迎えます。
堺市は当時の教訓を風化させず次世代へ継承するため、これまで実施してきた給食・衛生担当者向け研修を拡大し、市職員全約1万人を対象とした総合研修を初めて実施する方針を固めました。
1. 研修の実施方針・概要
◆ 背景
- 当時を直接知る教職員以外の一般職員割合が全体の約2割まで減少しており、事故の風化防止と組織的な教訓継承が課題化
◆ 対象・内容
- 対象:堺市の全職員(約10,000人)
- 方式:集団感染の概要・被害状況・指摘された問題点をまとめた動画(約30分)の視聴およびアンケートの実施
- 時期:令和8(2026)年9月より順次実施予定
2. 堺市におけるO157集団感染事故の経緯と取り組み
◆ 事故概要(1996年7月発生)
- 堺市立小学校の学校給食に起因し、児童および保護者ら9,500人以上がO157に感染
- 児童3名が死亡したほか、後遺症により平成27(2015)年に当時小学1年生だった女性(当時25歳)が永眠
◆ これまでの再発防止策
- 外部有識者による調理場への抜き打ち検査実施
- 給食調理・衛生指導担当職員に対する衛生管理研修の徹底







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