大阪府の吉村洋文知事は2026年(令和8年)7月9日の記者会見にて、泉佐野市が2027年(令和9年)1月末の運用開始を目指している「赤ちゃんポスト」および「内密出産」の受け入れについて、府と市で課題を検討するための協議体を近く設置する方針を明らかにしました。
この協議体には府と市の職員のほか、知事や市長も参加し、議論はすべて公開(フルオープン)の会議で行われる予定です。
事業の概要と背景
泉佐野市は、様々な事情から親が育てられない子どもを匿名で施設に託すことができる「赤ちゃんいのちのバトン(通称:赤ちゃんポスト)」の設置と、母親が身元を医療機関にのみ明かして出産する「内密出産」の制度導入を進めています。
- 実施予定場所: りんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市りんくう往来北2-23)
- 運用開始目標: 2027年(令和9年)1月末(※今後約半年をかけて施設整備を進める計画)
大阪府・吉村知事の会見における見解
吉村知事は会見の中で、子どもの「命を守りたい」という事業の主旨そのものには理解を示しつつも、運用にあたっては多角的な課題が存在することを指摘しました。
「命を守りたいという思いに反対する人はいないが、そう簡単ではない」 「フルオープンの会議を経て、やるかやらないか。やるとすればどうやるかを決めるべき」
このように述べ、制度導入の可否や、導入する場合の具体的な運用方法について、公開の場で慎重に検証を重ねていく姿勢を示しました。







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