ソフトバンクは、2027年度から日本国内で人工知能(AI)サーバーおよび次世代バッテリーの製造に参入することを明らかにしました。2025年に取得したシャープ堺工場跡地(大阪府堺市)を中核拠点とし、データの処理を行う計算基盤と、それを支える電力供給基盤を一体的に整備する方針です。
一連の投資は、機密データの海外流出を防ぎ、自国内でAIインフラを保有・運用する「ソブリンAI」の確立を目的としています。
AIサーバー製造事業の概要
- 製造開始時期: 2027年度(2020年代末までに国内での完全な量産体制を確立予定)
- 拠点: シャープ堺工場跡地(大阪府堺市)
- 協業・協議先: 米エヌビディア、台湾の鴻海精密工業(フォックスコン)
- 展開方針: 初期段階では海外から調達した部品の組み立てを行い、製造したサーバーはまず自社のデータセンターで稼働。将来的には官公庁や国内企業への外販も視野に入れる。
バッテリー製造事業の概要
AI普及に伴う電力消費量の急増に対応するため、データセンターの運営と並行して大規模な国産バッテリー事業を展開します。
- 製造開始時期: 2027年度(2028年度にギガワット時規模での量産体制へ移行予定)
- 拠点: 大阪堺AIデータセンター(仮称)内に新設する「GXファクトリー」
- 協業先: COSMOS LAB(韓国)
- 製造製品: 正極にハロゲン化物、負極に亜鉛を採用した「亜鉛ハロゲン化物バッテリー」
- (特徴:電解液に水を使用するため発火リスクがなく、レアメタルも不要なためサプライチェーンの安定化に寄与する次世代バッテリー)
- 事業目標: 2030年度にバッテリー関連事業単体で売上高1,000億円超を目指す。
ソフトバンク、27年度より国産AIサーバーとバッテリー製造、堺工場跡地で AIのインフラとなる計算基盤と電力供給基盤を一体的に整備|ビジネス+IT


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