大阪府堺市のブランド品販売店において、2026年5月中に2回にわたり、同一店舗を狙った侵入窃盗・器物損壊事件が発生しました。被害総額は盗難品だけで約950万円相当に上り、大阪府警は近年増加している「匿名・流動型犯罪グループ(通称:トクリュウ)」による闇バイトを用いた犯行の可能性も視野に入れ、関連を捜査しています。
事件の経緯と被害状況
店舗に設置された防犯カメラの映像および警察への取材により、以下の詳細が判明しています。
1. 第1の事件:5月10日(午前3時半ごろ)
- 手口: フードを被るなどした3人組が営業時間外の店舗に侵入。ゴルフクラブのような器具でショーケースのガラスを破砕し、1分未満の短時間で逃走。店舗外のカメラには、実行役3人のほかに運転手とみられる人物が乗る車両が記録されています。
- 被害: 腕時計などのブランド品計約950万円相当が盗難。さらに、約1000万円相当の商品が損壊し、新品としての販売が不可能な状態となりました。
2. 第2の事件:5月30日(深夜)
- 手口: 最初の事件から20日後、黒ずくめで顔を隠した人物が再び来襲。バールのような道具で店舗のドアを叩き割り侵入しました。
- 被害: 当時は店内に商品が置かれていなかったため、犯人は何も盗まずに逃走しました。
店舗の現状と今後の影響
被害を受けた店舗は現在、対面による店頭営業を全面的に中止しており、インターネットを通じたオンライン販売のみに限定して業務を継続しています。
背景と警察の捜査動向
大阪府内では、2026年2月以降、同様の手口による侵入窃盗事件が約60件相次いで発生しています。
警察は、SNS等で実行役を募集する「闇バイト」を原動力とした、固定的な組織を持たない「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」が関与している疑いがあるとみて、近隣で発生した一連の窃盗事件との関連性について広域的な捜査を進めています。
ブランド品販売店で2度にわたり被害 腕時計など1000万円相当盗まれる 防犯カメラに犯行の一部始終 大阪・堺市(2026年6月6日掲載)|日テレNEWS NNN



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