大阪府泉大津市は2026年4月23日、未利用地の有効活用と維持管理コストの削減を目指し、地元の株式会社田中と連携協定を締結しました。防草シートに広告をプリントして公共空間に設置する試みは、全国初の取り組みとなります。
1. 全国初の「防草シート×PR広告」モデル
今回の実証実験では、株式会社田中が保有する「防草シートにPR広告等をプリントする技術」を活用します。 単に雑草を抑えるだけでなく、シートそのものを情報発信の媒体として利用することで、以下の検証を行います。
- 維持管理の効率化: 草刈りなどのコストや作業負担の軽減。
- 情報発信力の検証: 広告の視認性や景観への影響、印刷の耐久性を評価。
2. 実施予定場所と狙い
実証実験は、市内の主要な公共空間2箇所で実施される予定です。
- 大津川河川堤防のり面: 堺阪南線に隣接する立地を活かし、通行車両等への高い視認性によるPR効果を検証します。
- シーパスパーク: 公共空間を「管理する場所」から「地域の魅力を発信する場所」へと転換し、新たな景観形成や交流の創出を目指します。
3. 市内企業「株式会社田中」との官民連携
パートナーとなる株式会社田中は、1953年設立の土木・建設用資材メーカーです。河川や道路分野での排水・防草資材において豊富な実績を持ち、近年は再生原料を活用した環境配慮型製品の開発にも注力しています。 今回の協定により、市内企業の技術を街づくりに還元する「官民連携」のモデルケースとしても期待されています。
4. 今後の展開
泉大津市は、この実証実験の結果を踏まえ、他の公共空間への展開を検討します。公共空間の維持管理と地域活性化を両立させる新たな自治体モデルとして、全国への発信を目指していく方針です。
【関連施設・企業情報】
- シーパスパーク: 市民の意見を取り入れて誕生した交流型公園。2025年グッドデザイン賞や土地活用モデル大賞など、数多くの賞を受賞している注目のスポットです。
- 株式会社田中: 大阪府泉大津市宮町12-23。ジオテキスタイル等の製造・販売を手掛ける老舗メーカー。








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