貝塚市長選挙が1月18日告示、25日投開票の日程で行われる。
今回の選挙は、大阪維新の会を除名された現職市長に対し、維新公認候補1人と無所属の新顔2人が挑む構図となる見通しで、維新支持層の動向や現職への評価が大きな焦点となっている。
維新除名の現職は無所属で再挑戦
現職の酒井了氏(50)は、国土交通省の元職員。4年前の市長選では維新公認で立候補し、初当選した。
公約として掲げた「市長報酬2割カット」と「退職金返上」を巡り、退職金返上のみが議会で認められ、維新側が求めた報酬カット相当額の寄付には応じなかったことから、2025年8月に維新を除名された。
酒井氏は「党の方針には反したが、信念を通した」として、今回は無所属・政党推薦なしで立候補する予定。組織的支援は受けず、知人らと選挙戦に臨むという。
維新公認は前府議
維新公認で立候補するのは、前大阪府議の牛尾治朗氏(40)。
「維新の改革を前に進める」として出馬を決め、仮に議会で報酬カットが認められなくても、被災地などへの寄付で公約を果たす考えを示している。
維新関係者の間では、「現職の政策には評価できる面もあり、票が割れる可能性がある」と、選挙戦の難しさを指摘する声も出ている。
自民推薦の再挑戦候補、無所属市議も出馬へ
4年前の市長選で敗れ、再挑戦となる田中学氏(58)は、自民党の推薦を受けて立候補予定。今回は「対維新」を前面に出さず、自身の政策を訴える選挙を掲げている。
また、市議の出原秀昭氏(55)も無所属で立候補予定。過去に維新、参政党に所属した経歴を持ち、現在はユーチューブなどを通じて独自に発信を続けている。
有権者数は約6万7千人
立候補の届け出は18日午前8時半から午後5時まで。
2025年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は6万7,621人となっている。
維新を巡る評価、現職市政への判断、そして票の分散が、今回の貝塚市長選の行方を左右しそうだ。





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