ドクターヘリ1月も運休へ、関西 整備士不足解消せず
関西広域連合は20日、管内で運航しているドクターヘリについて、運航委託先の「ヒラタ学園」(大阪府堺市)で整備士不足が解消していないとして、2026年1月も一部期間で運休が続くと明らかにした。
関西広域連合は1府6県の拠点病院に計8機のドクターヘリを配備しているが、来年1月は7機がそれぞれ5日間運休する見通し。運休期間中は、運航可能な機体を他地域へ応援派遣することで対応するという。
また、奈良県を拠点とする1機については、2025年12月24日から2026年1月21日まで、別の運航会社が代替運航を行う。
ドクターヘリは、重篤患者の迅速な搬送を担う重要な医療インフラだが、ヒラタ学園では人材確保が難航しており、2025年7月以降、正常な運航体制を維持できない状況が続いている。同社は来年2~3月についても、毎月4~6日程度の運休を申し出ているという。









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