近大病院の移転で話題の大阪・堺市泉ヶ丘エリア 若年層&子育て世代の呼び込みに体験イベント実施
堺市は、南海電鉄と連携し、泉北ニュータウンへの転入・定住を促進するための居住体験イベントを実施する。会場となる泉ヶ丘エリアでは、2025年11月に近畿大学医学部・病院が移転しており、医療環境の充実を背景に、若年層や子育て世代から注目を集めている。
イベントは「オンライン」と「リアル」の2種類で実施され、いずれも参加無料。「オンライン」は2026年1月24日にライブ配信形式で行われ、泉ヶ丘駅周辺や公園、生活環境の様子を紹介する。定員は先着3,000人となっている。
一方、「リアル」は2月14日にバスツアー形式で開催され、定員は40人。泉ヶ丘駅周辺の商業施設や近大病院、住宅地、公園などを巡り、実際の暮らしを体感できる内容となっている。
泉北ニュータウンは1967年にまちびらきされ、高度経済成長期の住宅需要を支えてきた。一方で、近年は建物の老朽化や人口減少が課題となっていた。こうした中、最先端医療を備えた大規模病院の移転や、泉北高速鉄道を合併した南海電鉄による沿線活性化の動きが進んでいる。
堺市は今回のイベントを通じて、医療・交通・自然環境がバランスよく整った泉ヶ丘エリアの魅力を発信し、若年層や子育て世代の定住につなげたい考えだ。
イベント概要
オンライン居住体験
・日時:2026年1月24日
・形式:ライブ配信
・定員:先着3,000人
・参加費:無料
リアル居住体験(バスツアー)
・日時:2026年2月14日
・定員:40人
・参加費:無料
・申込:12月26日受付開始(応募多数の場合は抽選)
※詳細は南海電鉄の特設ページで確認できる。









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