大阪府堺市で、酒に酔って正常な運転ができない状態で車を運転し、バイクをひき逃げした上、運転していた男性に重傷を負わせたとして、34歳の会社員の男が逮捕されました。
危険運転致傷などの疑いで逮捕されたのは、堺市南区の会社員、小田原秀弥容疑者(34)です。
小田原容疑者は7日午前0時半ごろ、堺市南区新檜尾台の路上で、アルコールの影響により正常な運転が困難な状態で車を運転中にバイクと接触して転倒させ、バイクを運転していた男性(52)にけがをさせたにもかかわらず、その場から逃走した疑いがもたれています。
男性は足の筋を断裂したほか、頭をケガする重傷です。逃走した車の特徴から、警察が近くのコンビニエンスストアで停車していた小田原容疑者の車を見つけ、職務質問したところ、呼気から基準値を超えるアルコールを検出したということです。
警察の調べに対し、小田原容疑者は飲酒を認めた上で「事故をしたことは認めます」と話す一方、「戻るつもりだった」と容疑を一部否認しています。
警察は、ドライブレコーダーの映像などから、小田原容疑者の車に同乗していた32歳の男についても逮捕し、当時の状況を詳しく調べています。
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