大型連休が始まり、関西空港では連休を海外で過ごす人たちの出国ラッシュが26日にピークを迎えています。
関西空港の国際線のロビーは、朝早くから大きなスーツケースを持った家族連れなどで混雑し、搭乗手続きに長い列ができていました。
家族や友人と韓国に行くという会社員の男性は「この日のために外食を控えるなど、節約をしてきました。本場の韓国料理を満喫したいです」と話していました。
スリランカへ向かう兵庫県の夫婦は「どこへ行くにも航空運賃が高かったので、行き先は物価の安い国を選びました。大自然を感じ、朝日を体いっぱいに浴びたいと思います」と話していました。
帰国のピークは、来月(5月)6日となる見通しです。
関西空港の運営会社によりますと、今月25日から来月6日までの間に関西空港の国際線を利用する人は94万8000人余りと見込まれていて、1日の平均では、コロナ禍の前の2019年を3%上回るとみられています。
関西空港では、先月(3月)の国際線の利用者のうち、▼外国人は164万人余り、▼日本人は61万人余りで、2019年と比較すると外国人はおよそ2割増えています。
日本人はおよそ3割少なくなっていますが、去年と比べると、物価高や円安が続く中でも回復基調にあるということです。
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