大阪府阪南市にある老人ホームで28人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、大阪府は施設で提供された給食のノロウイルスによる食中毒と断定しました。
大阪府によりますと、阪南市にある老人ホームで、2月28日から3月2日までの間に50代から90代の入居者および利用者、職員あわせて28名が、下痢や嘔吐などの症状を訴えました。
入院者はなく、全員快方に向かっているということです。
府は、患者の共通食がこの施設で提供された給食以外無いことなどから、施設での給食が原因と断定しました。
また給食の調理者8人のうち2人と老人ホーム関係者の便からノロウイルスが検出されたということです。
府は給食の委託事業者に1日間の営業停止を命じました。
ノロウイルスに感染すると、嘔吐や下痢、腹痛などの症状が現れ、特に子どもや高齢者は重篤化する可能性があるとして、府は注意を呼びかけています。
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