関西空港で外国人観光客を相手にした無許可のタクシー営業(白タク)をしたとして、大阪府警は26日、道路運送法違反の疑いで大阪や京都府の20~50代の男女7人を逮捕し、男性3人を書類送検したと発表した。府警は、大阪・関西万博開幕を控え、白タク対策を強化している。
府警によると、逮捕された整体業を営む中国籍の男女2人が、中国の通信アプリを通じて白タク運転手を募集。海外の旅行会社を通じて依頼を受けた旅行客を、京都や奈良などの観光地に送っていた。アプリで募った運転手は30人に上っていたという。
逮捕や書類送検された計10人のうち、男女2人以外の8人は白タクの運転手だった。
7人の逮捕容疑は2023年5月~24年5月、関空から大阪府守口市のホテルまで客ら5人を約4万円で運送するなどした疑い。
府警は24年11月から25年2月にかけて、7人を逮捕し、3人を書類送検している。
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