田尻町教育委員会は、2026年4月23日等に実施された「令和8年度 全国学力・学習状況調査」における町内小中学校の調査結果概要を公表しました。
本調査は、義務教育の機会均等と水準維持向上の観点から児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の検証改善に役立てることを目的に全国一斉実施されているものです。田尻町では、町立小学校第6学年および町立中学校第3学年を対象に、教科に関する調査(小学校は国語・算数、中学校は国語・数学・英語)および質問紙調査が実施されました。
公表された結果では、小中学校ともに漢字の知識や文章理解、データの活用、英語のリスニング・やり取りなどの領域において、対全国比を大きく上回る好成績(小学校国語の漢字問題で対全国比1.29、中学校英語の聞くこと・やり取りで同1.41など)がみられた一方で、「話すこと・聞くこと」や一部の思考力・判断力・表現力を要する領域に課題が確認されています。
【調査実施概要】
- 調査実施日:2026年4月23日(木) ※中学校英語「話すこと」は5月7日実施
- 対象:田尻町立小学校 第6学年、田尻町立中学校 第3学年
- 調査科目
- 小学校:国語、算数
- 中学校:国語、数学、英語
【教科別の主な結果・傾向】
【小学校:国語】
- 良好な結果(抜粋)
- 言葉の特徴や使い方(知技):漢字を文の中で正しく使う問題(対全国比1.29)
- 読むこと・情報の扱い方(思判表):文章の理解に基づく自分の考えのまとめ(対全国比1.14)
- 表現の工夫(知技):比喩や反復などの工夫への気付き(対全国比1.15)
- 課題のある結果(抜粋)
- 話すこと・聞くこと(思判表):資料を活用した表現の工夫(対全国比0.79)
- 話すこと・聞くこと(思判表):理由や事例を挙げた話の構成(対全国比0.98)
【小学校:算数】
- 良好な結果(抜粋)
- データの活用(知技):二次元の表からの条件に合う数の読み取り(対全国比1.45)
- 数と計算(知技):数直線上の1を表す目盛りの把握(対全国比1.20)
- 数と計算(知技):四捨五入による概数表現(対全国比1.19)
- 数と計算(考思表):異分母分数の大小判断とその理由記述(対全国比1.18)
- 課題のある結果(抜粋)
- 数と計算、変化と関係(知技):基準量・比較量・割合の関係図の選択(対全国比0.84)
- 変化と関係(知技):百分率からの基準量求め(対全国比0.93)
- 図形(知技):体積の意味の理解(対全国比0.94)
【中学校:国語】
- 良好な結果(抜粋)
- 言葉の特徴や使い方(知技):文脈に即した漢字の書き取りと語句活用(対全国比1.73)
- 読むこと(思判表):文章理解に基づく自分の考えの確実化(対全国比1.29)
- 言葉の特徴や使い方(思判表):辞書的・文脈上の意味の把握(対全国比1.24)
- 課題のある結果(抜粋)
- 話すこと・聞くこと(思判表):互いの立場を尊重した話し合いと結論のまとめ(対全国比0.92)
- 言葉の特徴や使い方(知技):単語の類別の理解(対全国比0.96)
【中学校:数学】
- 良好な結果(抜粋)
- データの活用(思判表):度数分布多角形に基づくデータ傾向の説明(対全国比1.35)
- 関数(思判表):数学的表現の事象への解釈と問題解決の説明(対全国比1.27)
- 図形(知技):具体的な事象からの証明の仮定の発見(対全国比1.25)
- 課題のある結果(抜粋)
- 数と式(知技):同類項の意味の理解(対全国比0.98)
【中学校:英語】
- 良好な結果(抜粋)
- 聞くこと(思判表):日常的話題の聞き取りと概要把握(対全国比1.41)
- 話すこと〔やり取り〕(思判表):実際のコミュニケーションにおける知識の活用(対全国比1.29)
- 書くこと(思判表):日常的話題についてのまとまりのある文章作成(対全国比1.20)
- 課題のある結果(抜粋)
- 聞くこと(思判表):状況判断に基づく必要な情報の聞き取り(対全国比0.84)
- 書くこと(思判表):社会的話題の要点把握と考え・理由の記述(対全国比0.91)




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