堺市保健所は2026年10月30日(金)、堺市西区の飲食店営業会社「山洋」が調理・配送した弁当を摂取した10代~60代の男性14人が嘔吐や下痢などの食中毒症状を訴えたと発表しました。市は同社が提供した食事を原因とする食中毒と断定し、同日付で10月30日と31日の2日間の営業停止処分を下しました。なお、重症者はいません。
発表によりますと、10月23日に大阪市保健所から「21日に堺市内の弁当店が調理した弁当を食べた大阪市内の会社社員のうち、複数人が食中毒症状を呈している」との連絡を受け、堺市が調査を開始しました。
21日に「山洋」が調理したローストビーフ、唐揚げ、ひとくちイカフライ、だし巻き卵などの仕出し弁当を食べた16人のうち、14人が発症。検査の結果、調理従事者1人と症状を訴えた社員3人の便から「黄色ブドウ球菌」が検出されました。同社は22日より自主休業を行っていました。
黄色ブドウ球菌は人間の皮膚や手指などに常在する菌で、生成される毒素(エンテロトキシン)は熱に強く100度で30分加熱しても無毒化されません。潜伏期間は平均約3時間と短く、傷口や手荒れから食品を汚染することが多い特徴があります。市は調理関係者に対し、手指や器具の衛生管理および手荒れ・化膿がある場合の手技指導徹底を呼びかけています。
【事案概要】
処分対象事業者 山洋(大阪府堺市西区)
行政処分内容 飲食店営業の停止(2026年10月30日~10月31日の2日間) ※10月22日より自主休業を実施
発生経緯
- 調理・摂取日:2026年10月21日(水)
- 連絡受電:2026年10月23日(金)大阪市保健所より堺市保健所へ通報
- 発症者数:14名(10代~60代男性/摂食者16名中/重症者なし)
病原物質 黄色ブドウ球菌(調理従事者1名および患者3名の便より検出)
原因と推定される食事 2026年10月21日に調理された仕出し弁当 (ローストビーフ、唐揚げ、ひとくちイカフライ、だし巻き卵、豚と白菜の煮物、漬物、大根の煮物、きんぴらごぼう、白飯)
【食中毒】弁当で男性14人がおう吐や下痢 「黄色ブドウ球菌」検出 調理した飲食店に2日間の営業停止 大阪・堺市 | TBS NEWS DIG (1ページ)






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