NTTデータグループが、生成AI「Claude」を開発する米Anthropic(アンソロピック)向けに、大阪府内で大規模なAIデータセンターを新設する方向で最終調整に入ったことが明らかになりました。
建設費は最大1兆円、総受電容量は最大500MW規模となり、早ければ2028年の部稼働を目指す計画です。実現すれば、ソフトバンクが発表している堺AIデータセンター(約140MW想定)を大幅に上回る、国内最大級のAI計算基盤が大阪に誕生することになります。
【計画の概要(最終調整中)】
整備主体 NTTデータグループ、米Anthropic(アンソロピック)
建設予定地 大阪府南部の湾岸地帯
想定建設費 最大1兆円
総受電容量 最大500MW
稼働目標 早ければ2028年に一部稼働
契約時期 2026年度内(2027年3月末まで)を予定
【立地背景と電力供給の課題】
1. 大阪選定の背景
- 通信・IX基盤:堂島を中心とする国内第2のインターネットエクスチェンジ(IX)集積地。
- BCP・分散:首都圏集中リスクの回避および西日本における重要拠点化。
- 産業・研究集積:京阪神の経済圏や主要大学・研究機関との親和性。
2. 土地確保と電力供給の乖離
- 大阪湾岸:工場跡地などの大規模用地が存在する一方、現行の電力系統には余力がほとんどなく、系統増強には約8年を要する見込み。
- 大阪南部(内陸側):泉州・南河内の内陸部には数百MW規模の電力余力(南河内変電所・泉南変電所周辺等)が存在するものの、市街化調整区域や通信インフラの不足が課題。
- 初期対応:2028年の一部稼働に向け、初期段階では敷地内発電(燃料電池等)を活用し、段階的に拡張する手法なども検討されています。
【本件に関する報道・情報源】 日本経済新聞、ロイター(2026年10月13日報道) 大阪府 スマートシティ戦略部「第2回大阪デジタルインフラ協議会」資料(2026年10月9日公表)
大阪に最大1兆円のAIデータセンター構想!NTTと米Anthropicが最終調整、なぜ大阪湾岸なのか?鍵を握る500MWの電力 | Re-urbanization -再都市化-








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