実弾を発射できる構造をもつおもちゃの拳銃1丁を中国から輸入したとして、埼玉県の男性が銃刀法違反の疑いで書類送検されました。
調べに対し、「通販サイトで興味本位で購入した」などと供述しているということです。
書類送検されたのは埼玉県越谷市に住む自営業の53歳の男性です。
警察によりますとことし5月、実弾を発射できる構造をもつおもちゃの拳銃1丁を中国から関西空港経由で輸入したとして、銃刀法違反の疑いがもたれています。
税関が見つけて警察に連絡しました。
拳銃はプラスチック製で、一見すると、おもちゃに見えますが警察が調べたところ、金属の実弾を発射する機能があると確認されたということです。
調べに対し、「中国の商品を扱う通販サイトで1000円ほどだった。興味本位で購入したが違法な拳銃だとは思わなかった」などと供述しているということです。
同じような見かけがおもちゃで実弾を発射できる構造の拳銃は国内のゲームセンターのクレーンゲームの景品として出回るなどしたため、回収が急がれています。
警察は安易に購入せず、もし、持っていた場合は、警察に届け出てほしいと呼びかけています。
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