連日厳しい残暑が続く中、大阪・泉大津市では、市内にある10か所の郵便局が、冷房が効いた室内で暑さをしのげる「クーリングシェルター」に指定されました。
泉大津市と日本郵便は先月(8月)28日、市内に10か所ある郵便局のロビーを暑さをしのげる、クーリングシェルターとして市民に開放する協定を締結しました。
ことし7月、市内の郵便局に熱中症の疑いがある人が訪れスタッフが介抱するケースがあったことなどから、熱中症のリスクを減らすことにつなげようと、協定を結ぶことになったということです。
クーリングシェルターは「熱中症特別警戒アラート」が発表された際に開放されますが、暑さが厳しい時は郵便局の利用の有無にかかわらず涼んでほしいとしています。
利用できるのは平日の営業時間内で、今回の協定により、市内のクーリングシェルターは5か所から15か所に増えました。
泉大津曽根郵便局の小島敏郎 局長は「まだまだ暑い日が続くので、遠慮なく立ち寄り暑さをしのいでください」と話していました。
大阪府内では、豊中市と大阪狭山市、河内長野市と羽曳野市、それに富田林市と柏原市のすべての郵便局もクーリングシェルターに指定されています。
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