堺市は、JR阪和線津久野駅周辺の一体的な市街地再整備に向けた本格的な検討を開始します。2025年12月に策定された「津久野駅周辺再整備基本構想」に基づき、2026年度は東西の駅前広場や周辺道路の機能を検証するための実態調査に着手します。
これに伴い、市は2026年5月15日に「津久野駅前都市機能更新調査検討業務」の一般競争入札を公告しました。2027年3月の納期に向けて、自動車交通量や駅利用者数の調査、駅前広場の必要面積の算定、空間配置パターンの比較検討などが進められる予定です。
◆ 津久野駅周辺の現状と課題
津久野駅周辺は昭和30年代以降の土地区画整理事業によって市街地が形成され、現在は集合住宅や商業施設、堺市立総合医療センターなどが立地しています。しかし、以下の点が長年の課題となっています。
- 建物の老朽化: 駅改札に近接する3棟の複合型市街地住宅が築50年以上を経過。
- 交通・歩行環境: 駅東西の往来環境の不足、歩道のない道路の存在、駅前広場の利便性や防災面の改善が必要。
◆ 再整備のコンセプトと将来像
基本構想では「安全で居心地の良いサードプレイスの形成」をコンセプトに掲げています。 今後は、地権者との合意形成を踏まえた市街地住宅の更新をはじめ、東西自由通路の整備、駅前広場の機能更新、歩いて楽しい「ウォーカブル空間」の整備などを目指し、具体的な計画づくりが進められます。








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