堺市に本社を置く株式会社サカイ引越センターは、物流業界の人手不足解消に向け、外国人ドライバーを来日前から育成する引越業界初の新たな人材育成モデルを始動しました。
2026年3月、同社はインドネシアの人材送り出し機関「PT. MINORI」および教育事業を行う「PT DAISAN MINORI INDONESIA」と協力覚書(MOU)を締結し、育成拠点となる「サカイアカデミー」を同国に設置することを発表しました。
背景と狙い:日本基準の「安全」と「品質」を海外で教育
深刻化するドライバー不足への対応として、特定技能制度を活用した外国人材の確保が進む中、課題となっていたのは安全性やサービス水準の維持でした。
今回の取り組みでは、来日前の段階から日本基準の教育を体系的に実施することで、これらの不安を解消し、安全で安心なサービス品質の維持と外国人材の長期定着を目指します。
「サカイアカデミー」の概要と特徴
2026年6月頃にインドネシア・西ジャワ州にて開講予定の「サカイアカデミー」では、以下の教育プログラムが実施されます。
- 技能・接遇教育: 同社のモットーである「まごころサービス」を含む引越実務の習得。
- 安全運転教育: 日本の自動車学校と同水準の安全教育プログラム「YUZURUドライビングスクール」を活用。
- 厳格な認定基準: 日本での就業にあたっては、社内の運転試験をクリアした人材のみがドライバーとして登用されます。
今後の計画:5年で300名規模の体制構築へ
サカイ引越センターでは、2025年9月以降すでに41名の外国人材が就業していますが、本アカデミーの開講により、来日前教育をさらに強化します。
今後は毎年60名程度の採用を目標とし、5年後には総勢300名規模の特定技能ドライバー体制を構築する計画です。現地へ教育担当者を定期的に派遣し、1か月間の集中プログラムを実施することで、入国後即戦力として活躍できる環境を整えていく方針です。
記事概要
- 事業者: 株式会社サカイ引越センター(堺市)
- 連携先: PT. MINORI、PT DAISAN MINORI INDONESIA
- 拠点: インドネシア共和国 西ジャワ州
- 目標: 5年後に300名規模の特定技能ドライバー体制を構築
外国人ドライバーを「来日前から育成する」引越業界初の新たな人材育成モデルを始動 | 株式会社サカイ引越センターのプレスリリース







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