田尻町は、町の特色である農業と漁業を活かした「農業と漁業を活かした観光まちづくり構想(案)」を取りまとめました。市街化調整区域を中心に「農と街の共生エリア」を活性化させ、将来的な「道の駅」登録も視野に入れた具体的な実施計画となっています。
本構想は、限られた耕地面積の中で特産品の生産基盤を強化し、企業や新規就農者の参入を促すとともに、既存の観光・漁業資源と連携して地域の魅力を高めることを目的としています。
主な内容は以下の通りです。
1. 3つの基本方針
- 農業経営体の参入促進:農地の基盤整備と集約化を進め、主要幹線道路とのアクセスを確保することで、企業や法人の参入を支援します。
- 観光・体験農園のネットワーク化:年間を通じて多様な体験ができるエリアを形成し、来訪者の拠点となる施設を整備します。
- 特産品の生産・6次産業化:特産品の生産拡大に加え、加工や販売を行う6次産業化に必要な施設整備を推進します。
2. 主な整備項目(案)
- 「農の駅」の整備(約0.56ha):各農園の統括窓口、物販、事務所機能を備えた農業発信拠点。
- 観光・体験農園の集積:約16haの区域内に6カ所(計約6ha)の農園を配置。
- 将来的な「道の駅」用地(約1.5ha):交流施設等の整備を見据えた用地確保。
- インフラ整備:進入道路や園内道路(夢ロード)の整備、第二阪和国道交差点の改良、南海吉見ノ里駅からの歩行者空間の確保。
3. 実現に向けた課題と手法
集客拠点としての機能を最大化するため、直売所や加工場、飲食店を併設する計画です。事業手法としては、民間のノウハウを活用できるPPP(官民連携)やPFI手法の導入を検討しており、今後は民間事業者の参入意向調査や収益見込みなどの事前調査を進める方針です。
最終的には「道の駅」への登録を目指すことで、広域からの集客力を高め、田尻町ブランドの更なる浸透を図ります。








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