大阪府岸和田市は2月25日、被災車両の移動支援などを目的に、エートス協同組合と「災害時等における車両等の移動に関する協定」を締結した。
協定は、大規模災害発生時に緊急通行車両の通行を確保する「道路啓開」を円滑に進めることが目的。レッカー移動により放置車両や立ち往生車両を撤去し、救命・救出活動や物資輸送を支援する。
■主な協定内容
- 被災車両のレッカー移動による道路啓開
- 被災車両の仮置き場の決定
- 所有者からの問い合わせ窓口の設置
岸和田市の佐野英利市長は「万が一の際にも迅速かつ的確な対応が可能となり、市民の安全と地域の早期復興につながる」と期待を示した。
エートス協同組合は、自動車関連企業で構成される団体で、「災害支援」「環境保全」「人材の循環」を柱に活動。過去の自然災害でのレッカー対応経験を踏まえ、発災時に即応できる体制づくりを進めている。
近年、地震や台風、集中豪雨など自然災害が激甚化する中、自治体と民間の連携強化が地域防災力向上の鍵となる。今回の協定は、発災直後の混乱を最小限に抑える体制整備の一環といえる。








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