「救える命、早く救う」赤ちゃんポスト設置へ泉佐野市長が会見 実現すれば全国3例目 「1日でも早く実現したい」 早ければ来年度からの運用目指す
大阪府泉佐野市は、親が育てることができない新生児を匿名で預かる「赤ちゃんポスト」を、りんくう総合医療センターに設置する方針を示した。12月22日、千代松大耕市長が記者会見で明らかにした。
赤ちゃんポストは、様々な事情を抱える家庭から新生児を匿名で預かり、命を守ることを目的とした仕組み。市は11月に、国内で先行事例となっている熊本市の病院を視察するなど、導入に向けた検討を進めてきた。
会見で千代松市長は、「1日でも早く実現・導入することで、救える命を早く救えると考えている。りんくう総合医療センターの状況を見ながら進めていきたい」と述べ、早期実現への意欲を示した。
市は、早ければ2026年度からの運用開始を目指しており、実現すれば赤ちゃんポストの設置は全国で3例目となる。








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