~12月20日(土)から供用開始~ 二色浜駅東駅舎を新設します
構内踏切を廃止し安全性向上、下り専用駅舎に多機能トイレも設置
南海電鉄は、南海本線・二色浜駅に下り(和歌山方面)専用の「東駅舎」を新設し、
2025年12月20日(土)始発列車から供用を開始すると発表した。
これにより、下りホーム利用者は、これまで必要だった駅構内の渡線路(踏切)を横断することなく、東駅舎から直接ホームへアクセスできるようになる。
■ 駅構内踏切を閉鎖 上り・下りで駅舎を分離
東駅舎の新設に伴い、駅構内の渡線路(踏切)は閉鎖される。
従来の西駅舎は上り(難波方面)専用となり、上下線で駅舎が完全に分離される運用に変更される。
東西の行き来については、駅北側に隣接する踏切を利用する形となるが、この踏切は府道和歌山貝塚線の拡幅工事に合わせて歩道を新設し、歩車分離化が図られており、安全性が向上している。
■ 多機能トイレを新設 バリアフリー対応を強化
東駅舎の供用開始に合わせて、下りホーム上に多機能トイレを新設。
車いす利用者や子育て世代、高齢者など、幅広い利用者に配慮した設備となっている。
■ 東駅舎の主な設備
- 改札機:2台(うち幅広改札1台)
- 精算機:1台
- 券売機:1台
- インターホン
- 下りホーム上:多機能トイレ設置
■ 利用導線の変更に注意
- 現在:駅構内の渡線路(踏切)を利用
- 12月20日以降:駅北側の踏切を利用し、
・下り(和歌山方面)→ 東駅舎
・上り(難波方面)→ 西駅舎
南海電鉄は「今後も安全性向上とお客さまの利便性向上に取り組んでいく」としている。










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