和泉市では、11月3日(日曜日・祝日)まで和泉市いずみの国歴史館(まなび野2-4)で秋季特別展「いずみのほとけ―和泉市内の仏像・仏画展3―」前期展示を開催中です。11月9日(土曜日)からは後期展示が始まります。
和泉市への仏教文化の伝来は、伝承では6世紀の蘇我馬子の時代にまで遡ります。また、発掘調査によって、7世紀前半代には定型化した古代寺院が建立されていたこともわかっています。
このように長い仏教文化の歴史的蓄積をもつ和泉市では、市史編さん事業の一環として、20年以上にわたり、市内に残された仏像を調査してきました。特に近年では大阪府下最古級の飛鳥時代後期の金銅仏を初めとして、平安時代前期の作品など、新資料が次々と見つかっています。
和泉市いずみの国歴史館では過去に二度、仏像展を開催しましたが、それ以降の新発見資料を軸にした特別展を開催いたします。和泉市の豊かな仏教文化に触れていただきたいと思います。
後期展示では出陳する仏像がさらに増えます。前期展示とはレイアウトも若干変更を加え、さらに充実した展示となります。
会期
令和6年10月19日(土曜日)~12月1日(日曜日)
前期日程:令和6年10月19日(土曜日)~11月3日(日曜日・祝日)
後期日程:令和6年11月9日(土曜日)~12月1日(日曜日)
関連事業
文化遺産フォーラム「いずみのほとけ」
日時:11月9日(土曜日) 13時30分~16時
場所:和泉市いずみの国歴史館会議室
講演:吉原忠雄 氏(元大阪大谷大学教授)
田中健一氏(京都大学大学院文学研究科 准教授)
進行:乾哲也 (和泉市教育委員会)
(注意)会場での観覧は招待者のみ。YouTubeでのライブ配信あり
展示解説
日時:11月3日(日曜日・祝日)、10日(日曜日)14時~(30分程度)
場所:和泉市いずみの国歴史館展示室
参加方法:申込不要。当日直接「歴史館受付前」集合
費用:無料