堺市は、老朽化および耐用年数の満了を迎える「北消防署」の建替計画に伴い、北部地域整備事務所および衛生研究所を併設する「(仮称)新金岡複合公共施設」の建設工事について、2026年(令和8年)12月にWTO対象工事として発注し、2027年(令和9年)1月に入札を実施する予定であることを明らかにしました。工期は約630日を見込んでいます。
建替計画の背景と目的
現在の北消防署(堺市北区新金岡町4丁1-2)は1971年12月に建設され、2021年度(令和3年度)に耐用年数が満了しており、早期の建替が必要とされていました。
また、市内の消防署所施設においては以下の課題が生じており、これらを解決し、南海トラフ巨大地震などの大規模災害発生時における「防災拠点」としての機能を確保・強化することを目的としています。
- スペースの不足: 消防車両の大型化に伴う車庫スペース、および救急・救助資機材の多様化に伴う倉庫スペースの不足。
- 設備の老朽化: 庁舎設備の老朽化に伴う修繕箇所の増加。
- 勤務環境の改善: 女性消防吏員の隔日勤務への対応や、仮眠室の個室化の推進。
- 環境への配慮: 堺市地球温暖化対策実行計画に基づく新エネルギーの採用や庁舎の緑化。
- 災害リスクへの対応: 津波による被害リスクを考慮した防災拠点の整備。
整備される施設の規模・概要
新たに整備される「(仮称)新金岡複合公共施設」は、消防庁舎としての機能に加え、他施設が入る複合型施設となります。
- 入居予定施設: 北消防署、北部地域整備事務所、衛生研究所
- 複合棟: 鉄筋コンクリート(RC)造 一部 鉄骨(S)造 4階建て / 延床面積 5470.30㎡
- 消防棟: 鉄筋コンクリート(RC)造 3階建て / 延床面積 2191.53㎡
本事業は、市の「消防庁舎建設・改修基本計画」に基づき、地域防災力の向上と災害に強いまちづくりを推進する一環として計画的に実施されます。








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