暮らし・教育

【岬町】「新たなみさき公園」整備事業のこれまでの歩みと最新動向(2026年5月現在)

南海電気鉄道株式会社の撤退以降、岬町が主導して進めている「新たなみさき公園」の整備運営事業について、これまでの歴史的な背景から2026年5月の最新状況までの動向を一つの時系列にまとめました。

1. 南海電鉄の撤退から岬町への無償譲渡(〜2020年)

昭和32年(1957年)の開園以来、多くの人々に親しまれてきた「みさき公園」ですが、来園者の減少による赤字経営が続いたことから、2020年(令和2年)3月31日をもって南海電鉄が63年間の運営から撤退しました。 これに伴い、岬町は都市公園としての存続を目指し、南海電鉄から公園用地および施設の無償譲渡を受け、町主導による「新たなみさき公園」づくりがスタートしました。

2. 暫定開園と事業者公募の難航(2020年〜2021年)

南海電鉄による遊具・プールの撤去や動物の退園工事が完了したことを受け、町は本格的な整備事業者が決定するまでの期間、2021年(令和3年)7月1日より町による「先行開園」を実施しました(水曜休園、一部立入禁止エリアあり)。

民間活力を導入するための事業者公募(公募型プロポーザル)は、当初応募事業者の資格不足や書類未提出などが重なり、スケジュールが二度にわたり延期・見直しされるなど難航しました。その間、町は参入を促す特例措置として、公園施設(建築物)の設置基準(建築面積の割合)を従来の「100分の2」から「100分の6」へと引き上げる条例改正を2021年9月に行うなど、条件の緩和を図りました。

3. 株式会社ArkLEとの契約、そして計画変更(2022年〜2024年)

2022年(令和4年)3月、岬町PFI事業者選定審査委員会を経て、最優秀提案者となったArkLE(アークル)グループが優先交渉権者に決定。同年9月28日に、株式会社ArkLEと正式に「(仮称)新たなみさき公園整備運営等事業契約」を締結しました。

これにより、新たなみさき公園の計画名は「MiLEX(マイレックス)」と名付けられ、2023年(R5年)4月1日からは本格的な整備に伴う「一時休園」措置が取られました。2024年(令和6年)1月には社会情勢の変化に対応した計画変更の承諾が町から出されるなど、一時は進展が見られたものの、具体的な着工には至りませんでした。

4. 事業契約の解除と町直営への移行(2026年2月)

事業契約締結から3年以上が経過しても具体的な進展が見られず、早期の開園によるまちの賑わい創出という目的達成が不可能であると町が判断し、2026年(令和8年)2月1日付けで株式会社ArkLEとの事業契約および指定管理者指定を解除しました。

これに伴い、今後の管理運営は一時的に町直営へと移行し、以下の暫定措置および再公募への準備が進められることとなりました。

  • 開放エリアの継続: 駅前広場エリア(みさき公園駅前広場、ドッグラン、長松自然海浜に至る園内通路)は引き続き利用可能。それ以外のエリアは閉鎖。
  • 次期事業者の再公募: 契約解除に至った要因や課題を整理のうえ、速やかに新たな民間事業者の公募手続きを進める方針。

5. 【最新情報】園内駐車場の開放(2026年5月22日発表)

契約解除に伴い一時閉鎖されていた「みさき公園自動車専用駐車場」ですが、新事業者が選定され整備に着手するまでの期間、公園利用者を対象とした「みさき公園利用者専用駐車場」として開放されることが決定しました。

  • 利用時間:(公園の利用時間に準ずる)
    • 4月1日 〜 9月30日: 午前9時 〜 午後5時
    • 10月1日 〜 翌年3月31日: 午前9時 〜 午後4.30時
    • ※時間外は出入口がチェーンで閉鎖されるため、時間内の退出が必要です。
  • 料金・利用上の注意: 公園利用者専用(それ以外の駐車は禁止)。駐車場内での事故・トラブルについて町は一切の責任を負いません。

◆ 本件に関するお問い合わせ先

  • 岬町 都市整備部 産業観光促進課 観光推進係
  • 住所: 大阪府泉南郡岬町深日2000-1
  • 電話: 072-492-2730

新たなみさき公園の整備に向けて/岬町

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