大阪府和泉市の池上曽根遺跡で進められている発掘調査の成果が公表され、弥生時代前期の土器が大量に出土したことが明らかになりました。泉州における弥生文化の成立時期を見直す可能性がある重要な発見です。
調査は、遺跡中心部にあたる約880平方メートルで実施され、大型建物「いずみの高殿」に近接するエリアが対象となりました。
今回の調査では、弥生時代中期の楼閣風建物とみられる大型柱穴(約1.5メートル四方)が9基確認され、近畿では初の事例とされる可能性があります。
また、瀬戸内地域の影響が見られる弥生前期の土器が多数出土。池上曽根遺跡の成立背景だけでなく、泉州全体における弥生文化の始まりに新たな視点を与える成果となっています。
さらに、日本列島でも類例のない広範囲の焼土遺構も確認されており、祭祀や鋳造、建物構造など様々な用途が検討されています。
一方で、過去のき損行為により、木棺墓群や大型建物群など一部重要遺構が失われていたことも判明しました。
現地公開情報
発掘成果は現地で一般公開されます。
- 日時:2026年3月28日(土)
①11:00~ ②13:00~(各回約40分) - 申込:不要
- アクセス:JR信太山駅から徒歩約8分







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