南海電気鉄道は、難波―高野山間を結ぶ新観光列車「GRAN(グラン)天空」を4月24日から運行する。約100年ぶりに車内食事サービスを復活させ、インバウンド需要の取り込みを狙う。予約は4月1日午前10時から専用サイトで受け付ける。
新列車は、3月に定期運行を終える観光列車「天空」の後継。従来は橋本―極楽橋間だった運行区間を難波まで延伸し、午前・午後各1往復を設定する。大阪ミナミから世界遺産・高野山へ直結する導線を強化することで、訪日客の周遊を促す。
目玉は、南海として約100年ぶりとなる車内での食事提供。泉州産タコや松原市産のカモ肉など沿線食材を使い、季節ごとにメニューを展開する。移動そのものに付加価値を持たせる「大人な旅」を打ち出す。
車両は通勤型「2000系」を改修。外観は高野山金剛峯寺の「根本大塔」をイメージした深紅を基調に、金色で沿線の植物をあしらった。4両編成・定員70人で、窓向き座席やソファ席、ロビーラウンジなど多様な座席タイプを用意する。
予約はオンライン対応に刷新し、英語・中国語など多言語での利用が可能。4月中の特急券と5月10日までの食事付きプランを発売し、5月1日以降分は乗車日の30~40日前から順次販売する。問い合わせは同社予約センター(050-3090-2608)。







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