― 日常の一枚から広がる、まちと人のつながり ―
日本一小さな町として知られる忠岡町で、地域商店の魅力を写真で発信する取り組みが始まった。忠岡町内の小売商で構成される「忠岡町小売商連合会」は、2026年1月14日から2月3日まで、町内33店舗が参加するInstagram投稿キャンペーンを実施している。
岸和田市などに囲まれ、これまで“通過点”として見られがちだった忠岡町。今回のキャンペーンは、日常の買い物や食事、家族との時間といった身近な風景を写真で共有してもらうことで、町の魅力を再発見し、町内外へ発信することを目的としている。
写真を投稿するだけで応募可能
参加方法はシンプルだ。忠岡町小売商連合会に加盟する店舗で写真を撮影し、Instagramのフィード投稿で、連合会公式アカウントをメンションし、撮影した店舗のアカウントまたは店名をタグ付けするだけで応募が完了する。投稿は何度でも可能で、抽選で6人に地域店舗の商品やサービスが当たる。
地域の個性が詰まった賞品
賞品には、菓子店の焼き菓子詰め合わせや、飲食店のランチ券、薬局の入浴剤セットなど、参加店舗それぞれの個性が反映された内容が用意されている。日頃から町を利用する住民にとっても、新たな店を知るきっかけになりそうだ。
親子の居場所から広がる連携
今回の企画の中心となったのが、「親子カフェ 咲楽うさぎ」と「Sunnyday工務店」。工務店1階のイベントスペースに併設された親子カフェは、子ども連れでも安心して過ごせる場として地域に親しまれている。
忠岡町小売商連合会で初の女性会長となった「咲楽うさぎ」店主の見阪さんは、「商店一軒一軒の魅力を、もっと多くの人に知ってほしい」と語り、商店主同士の話し合いを重ね、今回のキャンペーン実施に至ったという。
日常の一枚が、町の未来につながる
特別なイベントではなく、日常の何気ない写真が主役となる今回の取り組み。写真を通じて商店や人の温かさが伝わることで、来店のきっかけや地域への愛着につながることが期待されている。
小さな町だからこそ生まれる、顔の見える関係と商店同士の連携。忠岡町ならではの地域づくりの一歩として、今後の広がりが注目される。








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