堺市消防局は、堺市・高石市・大阪狭山市を管内とする令和7年中(速報値)の火災・救急・救助概況を公表した。火災件数は微増、救急出場は前年から減少した一方、救助出場は増加している。
■ 火災:発生件数は横ばい、死者は減少
令和7年の火災発生件数は213件で、前年より1件増加。このうち住宅火災は80件で、前年から8件減少した。
火災による死者は7人(前年比▲4人)、負傷者は42人(前年比+6人)だった。
火災原因別では、
- 電気機器(リチウムイオン電池等):22件(10.3%)
- 放火(疑い含む):21件(9.9%)
- こんろ:21件(9.9%)
が上位を占め、身近な電気製品や火の取り扱いへの注意が引き続き求められる。
■ 救急:過去最多から減少も、1日約192件出場
救急出場件数は70,247件で、過去最多だった前年から1,189件減少した。
それでも1日平均約192件、7分29秒に1回の頻度で救急隊が出場しており、消防局は引き続き救急車の適正利用を呼びかけている。
■ 救助:建物内事故が最多、出場件数は増加
救助出場件数は1,555件で、前年から196件増加。
内容別では、建物等による事故(建物内からの救助要請など)が721件と最も多く、全体の**約46%**を占めた。高齢化の進行などを背景に、日常生活における事故対応の重要性がうかがえる。
堺市消防局は、火災予防の徹底とともに、救急・救助体制の適切な利用について理解と協力を求めている。






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