大阪府堺市の堺東駅前で、高島屋堺店の撤退を受けた市街地再開発の検討が本格化している。地権者で構成する「北瓦町一丁地区市街地再開発準備組合」は、東急不動産を代表とする三菱地所レジデンス、関電不動産開発の共同企業体と協力し、再開発事業を進めることで合意した。
対象エリアは、南海高野線「堺東」駅から徒歩約4分の北瓦町一丁地区、瓦町公園周辺ゾーンの約1ヘクタール。堺市が2024年に策定した「堺東エリアの市街地整備に向けた基本的な考え方」で、先行的に取り組む3ゾーンの一つに位置付けられている。
計画では、高層マンションを中心とした都市型住宅や、地域密着型の商業・サービス施設、広場を整備し、若年層や子育て世代の定住を促進することを目指す。また、子育て支援施設の整備や、歩行者動線の確保、駐車・駐輪場の整備などにより、周辺地域との回遊性向上や交通環境の改善も図る。
堺東エリアは大阪市中心部や関西国際空港と結ばれる交通利便性に優れ、大阪のまちづくりグランドデザインでは、夢洲・咲洲エリアや関空周辺とともに大阪の成長をけん引する象徴的エリアと位置付けられている。都市計画決定は2026年度、工事着手は2029年度を予定している。
再開発により、高島屋撤退後の駅前エリアに新たなにぎわいを創出し、商店街の活性化や住環境の向上が期待される。







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