24日午後、JR阪和線が一部区間で運転を見合わせました。きっかけは「線路脇に倒れている人」が見つかったことでした。
JR西日本によりますと、午後0時53分頃、JR阪和線の津久野駅と鳳駅の間で、上り普通電車の車掌が、線路わきに倒れている人がいることを確認し、一時、天王寺駅~熊取駅間で運転を見合わせて現場を確認しました。
列車との接触はなく、運転に支障がないことを確認して、約30分間運転を見合わせましたが、午後1時22分から運転を再開したということです。
この影響で9本が運休、最大32分の遅れが出て、約8100人に影響が出たということです。また、阪和線と関西空港線で運休や遅れが発生しています。
■男性が倒れていた理由は…
現場では何が起きていたのでしょうか。
警察と消防によりますと、線路脇で一軒家の新築工事が行われており、工事現場の足場で、30代男性が足場用の鉄パイプをかついで作業をしていたところ電線に感電し、線路の敷地内に落下したとみられるということです。
男性は5~6メートルの高さから落ちたとみられていて、病院に搬送されました。命に別条はないということです。
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