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【堺市】仁徳天皇陵古墳の副葬品「金銅装刀子」を初めて一般公開、堺市博物館で9月7日まで企画展(産経新聞)

堺市博物館(同市堺区)で企画展「堺のたからもん-金で魅せる黒を愛でる-」が開催されている。仁徳天皇陵古墳の副葬品で、国学院大学博物館に所蔵されている「金銅装刀子(こんどうそうとうす)」が初めて一般公開された。9月7日まで。

堺に関連する「たからもん」を「金色」と「黒色」の切り口で紹介。金銅装刀子は、明治5(1872)年の同古墳調査の際に持ち出されたとみられ、実物で確認できる唯一の副葬品。今年6月の発表で話題となった。金メッキの銅板で覆われたヒノキのさやに、鉄製の刃が収められており、企画展では、発見の経緯や科学分析の詳細などが説明されている。

ほかにも、安土桃山時代の「桜菊桐蒔絵大棗(さくらきくきりまきえおおなつめ)」や山水画など、堺市博物館所蔵の品々も展示されている。

観覧料は、一般200円▽大学生と高校生100円▽小中学生50円-。月曜休館。問い合わせは同博物館(072・245・6201)。

産経新聞

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