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【和泉市】名品の穴場「拡散希望」 留学生ら大使認定 和泉・久保惣記念美術館 SNS発信(毎日新聞)

 約6000点の浮世絵や、国宝2点など多彩な国内外の名品を所蔵する和泉市久保惣記念美術館が、来館者数の増加に向けて外国人留学生ら10人をアンバサダーに認定した。知名度不足で近年の来館者数が低迷しているためで、アンバサダーにSNS(交流サイト)で発信してもらい、インバウンド(訪日外国人客)の来館に期待を寄せる。【中村宰和】

 同美術館は、明治時代から100年にわたって綿業を営んだ「久保惣」が廃業後の1982年、美術品や建物、敷地、基金を市に寄付して開館した。平安時代のかなの名品「歌仙歌合」と、中国・南宋時代の「青磁 鳳凰耳花生(ほうおうみみはないけ) 銘万声」の2点は国宝で、他にも宮本武蔵筆の「枯木鳴鵙(めいげき)図」など29点が国重要文化財だ。所蔵する約1万3000点のうち、喜多川歌麿や東洲斎写楽、葛飾北斎ら著名な…

毎日新聞

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