高石市は、「たかいし学校創生基本構想策定支援業務」の公募型プロポーザルを実施する。参加表明書を15日まで受け付け、参加資格結果を22日に通知、提案書を29日まで受け付け、二次審査を8月19日に実施、審査結果を8月22日に通知する。
参加資格は▽単体又はJV▽19年度以降に本業務と同種又は類似業務を地方公共団体と契約した実績▽仕様書で定める委託業務について、充分な業務遂行能力を有し、適正な執行体制を有する及び本市の指示に柔軟に対応できる―など。
業務は、同市の小中学校を取り巻く現状や課題、児童生徒数や学級数の将来推計、学校・施設の課題等について調査・分析・整理を行い、本市独自の先進的な教育施策を打ち出し、子どもたちに質の高い学習機会と望ましい学習環境を提供するための指針として、「たかいし学校創生基本構想」を策定する。
内容は【25年度】▽いろいろな観点からの実態・課題の把握=①学校を取り巻く現状と課題(上位・関連計画の整理や人口・地域状況等の把握、学校に係る全体コストの把握等を基に、学校を取り巻く現状と課題を明確化)②学校教育及び施設・運営に関する共通課題の整理(学力向上、アナログとデジタルの特性を生かした授業及び家庭学習の効果的な融合のあり方、特別支援教育の体制とその課題、生徒指導及び不登校児童生徒への支援、コミュニティ・スクールの実施状況と今後の方向性、学校給食における運営上の課題、学校プールの老朽化への対応等の他、関連する事項についても整理し、現状と課題を明確化)③学校施設の状況整理(同市学校施設等個別施設計画を基に学校施設の実態把握(整備状況、劣化状況、整備レベル、更新費用等)を行い、個別施設計画策定以降の改修履歴等の状況についてもあわせて整理し、必要に応じて現地確認を実施するなど、実態・課題を明確化)④教育施策先進地域の情報収集(教育施策において先進的な取組を行っている自治体や地域の事例を調査・分析し、将来ビジョンに活かすための知見や方策を収集)⑤児童生徒数・学級数の将来推計⑥通学区域の調査・検討(小学校区・中学校区の状況、学校区の整合性等を整理し、学校配置と児童分布等の検証、通学路の危険箇所、最も遠い児童等の把握等を行い、GIS等で可視化のうえ通学路・通学区域の状況について実態・課題を明確化)▽児童生徒、教職員、保護者等へのアンケートの実施▽実態・課題のまとめ、改善の方向性の検討▽打合せ協議。【26年度】▽将来ビジョン等を踏まえた「たかいし学校創生基本構想」の作成=将来ビジョンを核とした「たかいし学校創生基本構想」を作成▽将来ビジョンに基づくコストシミュレーション▽その他の対応策等の検討=学校教育に関連する対応策について検討し、将来ビジョンと連動した実施可能な改善策等を検討▽検討委員会の運営支援▽市民説明会の運営支援▽パブリックコメント実施支援▽打合せ協議。業務期間27年3月31日まで。見積限度額3320万円(税込)。
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