ENEOSホールディングス主要子会社のENEOSは23日、堺製油所(堺市)で5月にガスが漏れる事故が起きたことを踏まえ、事故の原因究明などを担う調査委員会を立ち上げたと発表した。外部の有識者や同社幹部ら計7人で構成し、事故の事実関係や再発防止策を調べる。
東京大学工学系研究科で非常勤講師を務める中村昌允氏が委員長に就く。経済産業省や消防の関係者もオブザーバーとして加わる。
堺製油所での事故は5月17日に発生し、ENEOSの社員1人が死亡した。同社はガスが漏れた原因について「調査中」としていた。調査委員会の報告を踏まえ、再発防止策を公表する。
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