今年5月、大阪府堺市にある南海電鉄の踏切で非常停止ボタンを押して電車を緊急停止させたとして、会社員の男(63)が逮捕されました。
威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、堺市東区の会社員・熊田洋一容疑者(63)です。
警察によりますと、熊田容疑者は5月下旬、堺市東区にある南海電鉄高野線の踏切で非常停止ボタンを押して、走行中の電車を緊急停止させるなどして、業務を妨害した疑いが持たれています。
電車は約7分間にわたって踏切近くで停止し、駅員らが安全確認や構内アナウンスなどの対応に追われたということです。
付近の防犯カメラには熊田容疑者がボタンを押す様子が映っていて、熊田容疑者の関与が浮上。警察の取り調べに対し熊田容疑者は、「イタズラ感覚でボタンを押しました」と容疑を認めているということです。
同じ時期に同様の犯行が複数回確認されていて、警察は熊田容疑者が関与しているとみて捜査を進めています。
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