大阪府阪南市にある廃旅館で火事がありました。警察や消防によりますと、現場は「心霊スポット」としても知られているということです。
14日午前5時45分ごろ、阪南市山中渓で、近隣住民から「旧ほととぎす旅館の敷地から煙が出ている、火の手は見えない」と110番通報がありました。
警察と消防によりますと、火は約1時間半後にほぼ消し止められましたが、鉄骨2階建ての約50平方メートルが焼けたということです。けが人はありませんでした。
阪南市のHPなどによりますと、山中渓は昭和中ごろまで温泉宿として賑わっていましたが、その後衰退。警察や消防によりますと、火事のあった建物は、数十年前に廃業した旅館の跡で、「心霊スポット」として肝試しなどに人が立ち入ることも珍しくないということです。
焼けたのは建物2階の、畳が積み上げてある和室で、旅館にはすでに電気やガスは通っていないということで、警察が当時の状況を調べています。
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