和泉市は、公立保育所・公立幼稚園のあり方に基づき、国府幼稚園と和泉保育園を統合し、教育センター等跡地に「(仮称)北西部認定こども園」を移転再整備するため、新築設計を進めており、移転先となる教育センター及び庁舎分館の除却工事を第1四半期に発注する。園舎新築工事も今年度からの着手を予定しており、26年度の完成、27年度4月の運営開始を予定している。
同市は、18年に「公立保育所・公立幼稚園のあり方」、18年に「公立保育所・公立幼稚園のあり方に基づく整備方針」を策定し、施設の拠点園化及び再編整備を進めている。国府幼稚園・和泉保育園の認定こども園化についても、あり方・整備方針に基づき、拠点園の整備の一環として行うもので、具体的には国府幼稚園、和泉保育園を統合し、教育センター等跡地に公立認定こども園を移転再整備する予定。
北西部認定こども園整備の基本方針は①安心・安全な施設整備②多様な保育サービスの提供③多くの人の利用に配慮した人にやさしい施設の整備④地域に開かれた認定こども園⑤市全体の教育・保育の質の向上⑥環境にやさしい施設整備。
建設予定地は、府中町4―20―1の教育センター跡地の敷地面積約3000㎡。施設規模は2階建延1779・02㎡。施設はこども園玄関アプローチ、調理室食材搬入口、子育て支援センター玄関はそれぞれ専用出入口を設ける為、メイン進入口である北側へ配置。園舎内を各エリアに分け、1階に乳児エリア・管理エリア・調理エリア・子育て支援センター、2階に幼児エリア・遊戯室多目的エリアを配置。エリア内での動線の交差を避け、廊下が長くなり過ぎないように、共用エリア(廊下・階段)を建物の中心に配置する。園庭面積970㎡程度、駐車スペースはこども園10台、子育て支援センター5台の計15台、駐輪スペースはこども園10台、子育て支援センター10台の計20台を設ける。新築及び撤去設計は浦部設計が担当。
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